ケシの花をモチーフにした鮮やかなテキスタイルで有名な「マリメッコ」が大規模な展示会を開催します。貴重なヴィンテージドレスなども展示されるようで、今からとっても楽しみです!
目次
- 国内初の大規模な展示会「マリメッコ展」
- みどころ
- INTRODUCTION はじめに―マリメッコとは?
- TIMELINE marimekko 1951-2016 マリメッコの歩み
- THE ART OF DESIGN デザインの芸術
- 関連企画
- テキスタイルデザイナー 鈴木マサル講演会
- アルミ・ラティアの人生を描いた映画を上映
- 開催概要
- 順次全国を巡回予定

2016年1月23日(土)から2016年3月27日(日)まで、「マリメッコ展ーデザイン、ファブリック、ライフスタイル 布からはじまる北欧のくらし」が高知県立美術館で開催されます。
日本でもアパレルだけでなく、インテリアなどといった様々な商品を見かける人気のブランドですが、国内での大規模な展示会は今回が初なのだそうです。
今回の展示会は3つの構成に分かれています。それぞれのテーマに合わせてご紹介していきます。
テーマの通り、まずはマリメッコとはどんなブランドなのかがこちらで紹介されます。マリメッコを語る上で欠かせないのが鮮やかでかわいい”柄”。 マリメッコの代表的なケシの花をモチーフにした『ウニッコ』もこちらで目にできそうです。
このエリアでは1950年代~2000年代の象徴的な”柄”が展示されます。こちらの画像は1964年にマイヤ・イソラによってデザインされた『カイヴォ』
今の時代に見てもかわいくて新鮮なマリメッコのデザインの魅力が楽しめます。
こちらのエリアでは、どのような過程でマリメッコが成長して行ったのか、その歴史が紐解かれます。
マリメッコ創業当初、ジャクリーン・ケネディーに愛されていたブランドとして有名ですが、こちらのドレスは氏が購入したドレスです。今見てもとってもかわいいデザインです♪
ここでは、マリメッコのデザインがどのように生まれ、製品化されていくのかが紹介されています。商品ではなく、デザイナーの様子や工場で働く様子を映像で紹介し、”人”に焦点を当てて紹介しているようです。
写真はアトリエにて様々な技法で描き、デザインを考えたデザイナーのマイヤ ・イソラ、1960年代
製品になる前、案の段階のデザイナー自筆のスケッチと、実際に製品化された同じ柄が並べて展示されており、マリメッコの有名な柄が生まれた原点を見ることができます。
2月6日の14時〜15時30分、marimekkoにもデザインを提供している鈴木マサル氏の仕事や制作活動についてのお話を聞くことができます。
世界展開するブランドから認められたデザイナーの仕事の内容や日々のことなど、とても興味が湧きます。
3月13日の11時〜/16時30分〜、マリメッコの創業者であるアルミ・ラティアの波瀾万丈な人生を描いた映画『ファブリックの女王』の上映会も行います。
こちらの映画は5月に公開予定なので、先行して見れるチャンスです♪
マリメッコ創業者の人生を描いた映画「ファブリックの女王」が2016年5月公開!
詳しい映画の情報はこちらから
他にも様々な企画が目白押しです!
■会期:2016年1月23日(土) ─ 2016年3月27日(日)
■会場:高知県立美術館 〒781-8123 高知県高知市高須353-2
■電話 :088-866-8000
■開館時間:午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
■観覧料:一般前売り 900円/当日1,100円/団体880円、大学生当日800円/団体640円・高校生以下は無料
高知県立美術館での展示が終了した後、順次全国を巡回する予定です。現在公開されている予定は下記です。
2016年4月23日(土)~7月11日(月) 島根県立石見美術館
2016年10月8日(土)~11月27日(日) 西宮市大谷記念美術館
2016年12月17日(土)~2017年2月12日(日) Bunkamuraザ・ミュージアム(東京)
2016年1月中旬現在
※その他の巡回先は随時発表
どのようにあの柄が生まれたのか、原点を覗けるのはとても貴重な体験です!当時のドレスなども見れるので是非みなさん足を運んでみてください。