大掃除にとっても使える過炭酸ナトリウムのご紹介です。洗濯槽の汚れや排水口のぬめり、食器類の除菌など使い道は様々です。新年を迎える前に気になっていた汚れをきれいに落としちゃいましょう。
目次
- 過炭酸ナトリウムを使って今年の汚れをきれいに♪
- 漂白剤、除菌剤、消臭剤として使える過炭酸ナトリウム!
- 洗濯槽の汚れとりにおすすめ!
- お掃除手順
- キッチンの排水口のぬめり取りに
- お掃除手順
- 食器やふきん、スポンジ等の除菌・消臭・漂白に
- お掃除手順
- ネットで購入可能です♪

今年も終わりに近づいていますね。たまった汚れをきれいにするため、大掃除を始めている方も多いのではないでしょうか。そんな大掃除に使える、お勧めしたいアイテムが「過酸化ナトリウム」です。
過酸化ナトリウムを使えばキッチン用品の除菌・消臭・漂白や普段なかなかお掃除しづらい洗濯槽をきれいにするのにとっても効果的なのです。
化学の授業で出てきそうな言葉「過炭酸ナトリウム」とは、炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と過酸化水素が 2:3 の割合で混合された付加化合物です。漂白剤、除菌剤、消臭剤としての効果があり、ご家庭向けの酸素系漂白剤として市販されている粉末には、ほとんどの場合この化合物が成分として含まれています。
水(お湯)や湿った汚れに触れると炭酸ソーダと過酸化水素に分解され酸素を発生させます。この発生した酸素に除菌、消臭、漂白する力があります。
有機塩素化合物を生成して環境汚染の原因となってしまう塩素系漂白剤に対して、使用後は炭酸ソーダと酸素、水に分解するので環境にもやさしい素材だと言えます。
出典:20f.jugem.cc
やはり一番お勧めしたい使用方法としては洗濯槽の掃除です。以前テレビでも紹介されていたのでご存知の方もいるかもしれません。
なかなか普段から洗濯機を掃除する機会ってとれないですよね。衣類の汚れを落とすため、見えない部分に多くの汚れが溜まっているんです。長い間放置したままにしてしまうと、異臭の原因や逆に衣類に菌を付着させてしまう原因になります。
大掃除の機会に是非洗濯槽のお掃除も試してみてください。
【縦型洗濯機の場合】
1.お湯(40℃~50℃)を高水位まで入れる。(洗濯機によって耐熱温度が違うため確認してから対応してください)
2.過炭酸ナトリウムを洗濯槽にいれます。使用量はお湯10Lあたり100gが目安。
3.過炭酸ナトリウムとお湯を攪拌させます(洗濯機の洗いのみのモードで5分程度攪拌させてください)
4.お湯を溜めたまま1~2時間放置します。汚れがひどい場合は長時間放置してください。
5.再び5分程度攪拌させると汚れが浮いているのが分かります。
6.攪拌が終わったら水中の黒カビや汚れなどを網などですくい取り、排水します。
7.排水後は水をはりなおしてすすぎを行ってください。1度では多少汚れが残るため、数回行ってください。
【ドラム式洗濯機の場合】
1.お湯(40℃~50℃)をドアを開けてもこぼれないギリギリのところまで入れます。(洗濯機によって耐熱温度が違うため確認してから対応してください)
2.過炭酸ナトリウムを洗濯槽にいれます。使用量はお湯10Lあたり100gが目安。
3.過炭酸ナトリウムとお湯を攪拌させます
4.お湯を溜めたまま1~2時間放置します。汚れがひどい場合は長時間放置してください
5.脱水前に水に浮いてるカビをネットなどですくってください。その後、運転を再開して脱水まで行います。脱水後、標準コースで1サイクル運転をしてください。
出典:cleanup.jp
台所の排水口のぬめりも気になりますよね。掃除しようと思うものの、なかなかやる気が起きない場所の1つですが、ここにも過炭酸ナトリウムは力を発揮してくれます。
きれいな台所でおいしい料理を作れるようにしましょう。
1.ブラシ等を使って排水口に詰まっている汚れをあらかじめ落としておきます。
2.40℃~50℃のお湯を注いで排水口内部を温め、過炭酸ナトリウム100g程度投入します。
3.200~400mlお湯を流し入れ、2時間ほど放置した後洗い流します。(汚れがひどい場合は一晩ほど放置しても問題ありません)
1.お湯(50℃くらい)3Lに大さじ2杯程度過炭酸ナトリウムを入れます
2.1時間ほど浸け置きし、すすぎ洗いをしてください。(汚れの度合いにより時間は調整しましょう。色柄物は色落ちする可能性があるため2時間以内が目安です。)
大掃除のときこそ今まで気になっていたところをきれいにしちゃいたいですよね。今年の汚れをきれいに取り除き、気持ちよく新年を迎えましょう。