乳液はお肌を乾燥から守ってくれる、重要な基礎化粧品です。この記事ではおすすめの乳液を厳選してご紹介! 上手に選んでうるおいのあるお肌を目指しましょう。
目次
乳液を使う目的は主に下記の2点です。
- 乳液に含まれている油分が表皮に油膜を張り、化粧水や美容液から補給した水分や美容有効成分を角質層から蒸発させにくくする。(間接的な保湿)
- 乳液に配合された保湿成分でお肌を保湿する。(直接的な保湿)
どちらも保湿効果ではあるのですが、このうち1点目は、あくまでその場しのぎの保湿であり、時間が経つと水分は角質層から蒸発してしまいます。よって2点目を意識した、優秀な保湿成分の配合された乳液を選ぶことがポイントになってきます。おすすめの保湿成分は、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなど。特にセラミドは角質層で水分を挟み込むようにして強力に保水してくれるので、”最強の保湿成分”と呼ばれています。
乳液は保湿という目的に加え、配合されている成分により、次の3つの種類に分けることができます。
- 乳液の種類
- 保湿乳液:一般的な乳液。
- UV乳液:保湿効果に加え、紫外線をカットする成分や、メラニンの生成を抑制する成分が配合された乳液。
- ティント乳液:保湿乳液の機能に加え、化粧下地の役割も加えた乳液。
それぞれ目的に応じて選びましょう。
この章では編集部が厳選したおすすめ乳液を、ジャンル別にご紹介いたします。乳液選びのご参考にしてください。
● トゥヴェール『セラミドミルク』
まずおすすめするのはトゥヴェール『セラミドミルク』です。こちらの乳液には保湿成分として、「ヒト型セラミド」が4.5%という高い濃度で配合されています。これは日本の化粧品の中で一番高い濃度。さらにこのセラミドはお肌がもともと持っているセラミドと同じ構造なので、浸透しやすい上に、合成セラミドの約3倍の保水力があります。さらに10種類のアミノ酸やヒアルロン酸といった美容有効成分も配合されており、健康的で潤いのあるお肌に導いてくれます。べたつかないテクスチャーなのも嬉しいですね。
○ 価格:3,194円(税抜)/ 40g
○ ヒト型セラミド配合
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● アスタリフト『エマルジョン』
続いておすすめするのはアスタリフト『エマルジョン』です。この乳液には保湿成分として、3種類のコラーゲンやヒアルロン酸などが豊富に配合されています。さらに水溶性の保湿成分と、油性の保湿成分がお肌の表面で均一に並ぶように設計されており、二層の膜となってお肌を潤わせます。使い心地は絶妙な軽さで、クリームが苦手な方でもべたつきが気にならずにお使いいただけます。
○ 価格:4,104円(税込)/ 100ml
○ 3種類のコラーゲン、ヒアルロン酸配合
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● エトヴォス『モイスチャライジングセラム』
こちらはエトヴォス『モイスチャライジングセラム』です。この乳液には、5種類ものヒト型セラミドがバランスよく高濃度で配合されています。さらにヒアルロン酸やアミノ酸、植物由来の保湿成分なども配合されており、しっとりとした柔らかなお肌に導きます。またシリコンやパラベン、石油系の界面活性剤や香料、着色料は使われておらず、低刺激性の乳液となっており、敏感肌の方でも安心してご使用いただけます。
○ 価格:4,000円(税抜)/ 50ml
○ 5種類のヒト型セラミド配合 / ヒアルロン酸や植物由来の保湿成分配合 / 低刺激性
● HAKU『インナーメラノディフェンサー』
まずご紹介するのはHAKU『インナーメラノディフェンサー』です。こちらは美白有効成分として4MSKが配合されており、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑えてくれます。保湿成分としては、グリセリンなどが配合されており、お肌の調子を整えてくれます。
○ 価格:5,400円(税込)/ 120ml
○ 美白成分4MSK配合 / 無香料
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● エクサージュホワイト『ピュアホワイトミルクⅢ』
続いてはエクサージュホワイト『ピュアホワイトミルク』です。こちらはビタミンC誘導体が配合された乳液で、メラニンの生成を抑えて、シミやそばかすを防ぎながらお肌を保湿し、整えてくれます。
○ 価格:3,000円(税抜)/ 110g
○ ビタミンC誘導体配合
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● トランシーノ『薬用ホワイトニングクリアミルク』
こちらはトランシーノ『薬用ホワイトニングクリアミルク』です。この乳液には、美白有効成分としてトラネキサム酸を配合。メラニンの増殖を抑えることで、シミ、そばかすを防ぎます。また角質層リファイン成分と名付けられたうるおい成分がお肌のキメを整えてくれ、くすみを感じさせないお肌へと導きます。
○ 価格:3,600円(税抜)/ 120ml
○ トラネキサム酸配合 / 角質層リファイン成分 / 無香料、無着色料、低刺激性
● 無印良品『乳液・敏感肌用高保湿タイプ』 780円(税込)
まずご紹介するのは無印良品『乳液・敏感肌用高保湿タイプ』です。乾燥が気になるお肌にたっぷりとうるおいを与えてくれます。無香料・無着色・無鉱物油・アルコールフリーで、アレルギーテスト済み。敏感肌の方でも安心してお使いいただけます。
○ 価格:780円(税込)/ 200ml
○ 低刺激性
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● ちふれ『乳液 しっとりタイプ』 600円(税抜)
続いてはちふれ『乳液 しっとりタイプ』です。しっとりとした使い心地のこの乳液は、お肌を乾燥から守り、なめらかなお肌へと導きます。保湿成分としてヒアルロン酸とトレハロースを配合。香料や着色料、アルコールを使用しておらず、刺激の少ない乳液となっています。
○ 価格:600円(税抜)/ 150ml
○ ヒアルロン酸、トレハロース配合 / 低刺激性
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● DHC『濃密うるみ肌 もっちり』 800円(税抜)
こちらはDHC『濃密うるみ肌 もっちり』です。この乳液には、保湿成分として4種類のヒアルロン酸とコラーゲンを配合。お肌にうるおいを与え、閉じ込めます。テクスチャーはみずみずしく、滑らかに伸びて軽い使い心地です。
○ 価格:800円(税抜)/ 150ml
○ 4種類のヒアルロン酸、コラーゲン配合 / 軽い使い心地
この章では乳液の正しい使い方をご紹介します。乳液を正しく使って、乾燥知らずのお肌を目指しましょう。
※基本的には商品に書かれている用法用量をお守りください。
(1)化粧水や美容液が馴染んだ後に使用する。
スキンケアは水分の多い化粧品から使用するのが基本です。洗顔後、化粧水や美容液をつけ、馴染んだ後に乳液を使用しましょう。
(2)乳液を適量手にとる。
乳液は多すぎても少なすぎてもNG。多すぎるとベタついてしまいますし、少なすぎると保湿効果が不十分で乾燥してしまいます。適量を意識しましょう。商品に用量の記載がない場合は、10円玉の大きさを目安にしてみてください。
(3)乳液を温める。
両手を重ね、乳液を温めることでお肌にさらに馴染むようになります。この一手間がポイントです。
(4)顔の内側から外側へ、上から下へと伸ばす。
乳液は顔の中心(内側)から外側へ、上から下へと伸ばします。このとき、皮脂の多いTゾーンは乳液を少なめに、乾燥しやすい目元や口元は多めに、など、部位により量を調整してみましょう。
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以上が乳液の正しい使い方です。先ほどの章でも解説しましたが、乳液の油分だけでは、保湿が不十分の可能性もあります。乳液の後に保湿クリームを塗り、さらに保湿効果を高めることをおすすめします。
乳液は保湿の重要な鍵を握るアイテムです。上手に選んで、乾燥知らずのお肌を目指しましょうね!