若いころに比べるとなんとなくホルモンバランスが変わったと感じることないですか?私たちの体は、女性ホルモンを代表に、非常に多くのホルモンが働いています。そのホルモンをケアすることで若い時のような太らなくて疲れにくい体を手に入れることができるんです!
目次
- あなたはいくつ当てはまる?若返り、老化ホルモンチェック
- 若返りのための5大ホルモン
- エストロゲン
- メラトニン
- テストステロン
- DHEA
- 成長ホルモン
- 老化を促進させる2大ホルモン
- インスリン
- コルチゾール
- 若返りホルモンを増やそう!
- 若返りホルモンを補う食事
- 足腰を使う運動をしよう
- 深い眠りをとろう!

2.座ってする仕事をしている
3.休日は寝て過ごすことが多い
4.家事はほとんど手抜き
5.テレビ、本を見る時間が長い
6.夜は23時以降まで起きている
7.夜にPC、スマホをよく使う
8.朝は8時すぎまで寝ている
9.豆類をあまり食べない
10.野菜、果物はあまり食べない
11.魚は食べないけど肉はよく食べる
12.日光に当たらないように心がけている
13.21時以降に何かを食べることが多い
14.白米、パンや甘いものをよく食べる
15.家族の会話が少ない、人付き合いも少ない
16.ささいなことが気になる
いかがだったでしょうか。
少々厳しいかもしれませんが、チェックが3つ以上付くと若返りホルモンが下がりやすく、老化ホルモンが分泌されやすくなっています。
3つ以上あてはまるのであれば、若返りホルモンのケアを始めてみるといいかも!
代表的なホルモンは以下の通り。
体内時計で夜ですよーと体の至る部分に教えてくれるホルモン。このメラトニンが出ると深い睡眠を維持することができ、他の若返りホルモンを分泌させられます。メラトニンそのものにも体を老化させるといわれる「活性酸素」を消す作用があります。
筋肉を作り内臓脂肪を増えにくくする働きをもつ男性ホルモン。男性の場合はこのテストステロンの値が高い人ほど長生きするという結果が出ています。女性でもこのホルモンは分泌されていて筋肉を増やすだけではなく、やる気をアップさせる働きをもつホルモンです。
睡眠中に出るホルモンでメラトニンの不快熟睡効果によっても分泌させるホルモン。子供が成長するためだけではなく、大人になってからもその効果はあり、傷ついた細胞の修復、新陳代謝の促進、疲労の回復などの働きで体を若返らせることができます。
筋肉にエネルギー源となる糖を取り込ませたり、あまった糖を脂肪に変えて蓄積したりします。血糖値を下げる働きを唯一持つホルモンです。これが過剰だと血糖が高いため「糖化」を招いて老化が進みます。
人間関係、睡眠不足、体にストレスがかかり炎症がおきると、それを消すために作られるホルモン。過度に体に負荷がかかるとこの分泌が追いつかなくなり、朝起きれなかったり、常にだるいといった症状が出てしまいます。
若返りホルモンに似た成分の入った食事でエストロゲン、DHEAを増やすことができます。また、糖質を控えめにするとインスリンを減らすことができます。若返りホルモンの2種類はコレステロールが原料なので、極端に油を抜いた食事はNGです。エストロゲンに似た構造なのは大豆イソフラボン、DHEAはヤマイモ、これを食べると体内で若返りホルモンが増えます。また、老化ホルモンの「インスリン」これが増えるのは血中の糖が増えた時です。血糖値をあげすぎないために糖質を多く含む食品は避け、糖質の吸収をゆるやかにする食物繊維の多い食品を食べることが効果的です。
30分、有酸素運動をすることで、DHEAが増えるといわれています。また、足腰を中心に筋力を上げることで、成長ホルモンやテストステロンも増えます。あまり苦しくないレベルの運動が効果的で、笑顔でできる程度がオススメ。あまり苦しいとコルチゾールが増えて、疲労が蓄積されます。スロージョギングなど負荷が少ない方法を選んで運動すると若返りに効果的です!
体内時計が遅れることなく深い眠りをとることで、メラトニンが増えて熟睡することができます。すると、成長ホルモンが分泌されて細胞を修繕して疲れにくい体にしてくれます。また、眠る前に心身ともにリラックスさせるのも大事で、そうすることによりコルチゾールを減らすことができます。このコルチゾールは気象前から徐々に増えて日中に高くなります。日中に強いストレスを受け、夜にリラックスできていないと夜間のメラトニンの分泌を下げ、疲れやすくだるい体になってしまいます。
当たり前のことだけど難しい生活習慣。でもこれは老後まで続く自分の体の基礎となるべき部分なので、毎日コツコツと改善できると、いつまでも若々しい体を保つことができますよ♪