難しい言葉ですね・・・なにそれ?となってしまう「認知的不協和理論」という言葉ですが、これは片思いを実らせる時に有効なテクニック♡片思いに悩んでいる方は試してみてくださいね♪
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つまり心で思っていることと、実際にやっていることが食い違っている時じは、そのモヤモヤを解消しようと辻褄を合わせようと考えたり、行動してしまうのです。
有名な例としてイソップ物語のキツネとすっぱい葡萄の話があります。
キツネが、たわわに実ったおいしそうなぶどうを見つける。食べようとして跳び上がるが、ぶどうはみな高い所にあり、届かない。何度跳んでも届かず、キツネは怒りと悔しさで、「どうせこんなぶどうは、すっぱくてまずいだろう。誰が食べてやるものか。」と捨て台詞を残して去る。
手に入れたいのに、人・物・地位・階級など、努力しても手が届かない対象がある場合に「価値がないものだ」と諦めることによって、心のモヤモヤを解消させるという簡単にいうと「負け惜しみ」ですね。
この人の役にたちたい!と思うのがピュアな恋愛の気持ちだと思うのですが、逆に嫌いな人にはどうでしょう?
率先して、その人のために何かをしてあげたくなることがありますか?恐らく余程の善人か、聖人でなければもちろん!と胸を張って言える人はいないと思います。
仕事や生活の中で嫌いな異性の人がいたとします。
その人と1日の大半を過ごすようにしなければならない状況、例えば仕事のペアになった時などは、嫌いな相手と長時間一緒にいることを強いられますよね。そうすると好きな人とは一緒にいる、好きな人のためには行動をするという心理があるけど、実際一緒にいるのは嫌いな人という矛盾が生まれます。
その矛盾を人はどのように解消するのでしょうか。
答えは、驚くことに気持ちと態度に矛盾が出ないように気持ちを整理し、長い時間一緒にいるのだから・・・と嫌いという気持ちを好きという気持ちに書き換えていきます。
当たり前は当たり前なんだという思い込みがずれてしまう心理的な作用ですね。
男性が女性に対して無関心な時は、単純に容姿が好みではないか、他に好きな人がいる場合が多いと思います。悲しいけれど興味がない段階なんですね。では、そんな状況の時にどうすればいいかというと、単純に無関心を止めさせるということが重要になります。
そんなのできたら苦労しない!と誰もが思うかもしれませんが、まずは単純なことでいいのです。
普段、メイクをしないのであればメイクをしてみたり、フェミニンな格好が多いのであれば急にガーリーな服装にしてみたり、とにかくイメージを変えて「どうしたんだろう?」と相手に思わせてください。
日常とのズレがあるほど、人はそのズレに対して意識を向けます。
そして、それを矛盾のないように自分を納得させるのが認知的不協和です。「彼氏ができたのかな?」「何か仕事を始めたのかも」とモヤモヤを解消させようと考えた時点で、彼の意識は無関心から一歩進んだ状態になっているのです。
例えば、気になる異性に対して毎日笑顔で挨拶することを心がけてみましょう。
そして、それが日常と思えるレベルになったら、一度ここで挨拶をすることを止めます。
すると、相手には「どうしたんだろう?」という強いモヤモヤが残りますよね。このモヤモヤを解消するために、相手は色々な理由を考えて矛盾を解決しようと努めます。それを定期的に繰り返してみましょう。
相手にどのような結論が出るのかはその人次第ではありますが、こんなに悩むのは、もしかしたら相手のことが好きなのかもしれない、と相手に思わせることが出来れば成功ですよね♪
また、相手に対して小さなお願いごとをしてみるのも効果的です。
特に効果が高いのは「物を一緒に運ぶ」お願いが効果的です。一緒に運ぶという共同作業を運動しながら行うことで、相手への意識はかなり高まります。
女性が男性に重いものを持ってほしいとお願いするのは当然ですよね。
男性もここは見せ場!と思ってあまり断ることはしないはずです。
そして、手伝う=好きという認知的不協和を合理化する考えが働けば、恋が実るかもしれません!
いかがだったでしょうか。好きな相手をモヤモヤさせるというのは心苦しいものかもしれませんが、相手に気にしてもらわなければ恋愛はスタートしませんよね。この認知的不協和理論を使って、意中の彼に接近してみてくださいね♪