乾燥する時期がやって参りました。私もよく手を触れた時やニットを脱ぐ時などにバチッ!とやられます…静電気は体質!と諦めないで自分でできる静電気対策をしてこの季節を乗り切りましょ~!
目次
- 静電気、なんで起こるの?
- 静電気体質なんだよね~は、実は笑い話にならない?
- 肩こり、腰痛などの異常がある人
- カルシウム、ビタミンCの流出
- どうやって改善すればいいの?
- 金属に触れる前に放電しちゃおう
- 室内を乾燥させないようにしよう
- 食事で改善!
- 静電気の起きにくい衣類を選ぼう
出典:www.hyway.hu
そもそも何で静電気が起きるのか?という問題ですが、これは”乾燥”が大きく影響をしています。湿度20%以下、気温20度以下の乾燥している状態だと静電気がおきやすくなるといわれています。その中で物が擦りあわされる「摩擦帯電」が最も大きい原因です。その他にも、物が離れる時に起こる「剥離帯電」なども原因となります。私たちは服を着ていますよね?その服が歩くと擦り合って摩擦が起きるために、静電気が起きて帯電するのです。放電しても、生活の中での摩擦とは縁が切れないため、またすぐに帯電するのです。
静電気でパチッと音がするので、ある程度のボルト数なんだろうな?と想像したことありますか?私はなかったのですが、実は軽い静電気の場合、3000ボルト前後の電圧がかかっているといわれています。更に大きく、パチッの次の段階、バチッ!!!って音する時ありますよね、その際は10000ボルト前後だといわれています。つまり、それだけ体に帯電してしまって、放電ができていないということになるのですが、静電気がかなりの量帯電してしまうと、筋肉に影響し、「肩コリ」「腰痛」が悪化する原因となります。中々解消されないとお悩みの方、もしかして静電気体質だったりしませんか?
体に電気を帯電している状態だと、ビタミンCが10~20%流出してしまうといわれています。カルシウムもビタミンCも美容には欠かせない成分ですよね。それだけでなく、疲れやすくなったり、免疫が下がって、別に病気にも繋がりかねないので注意が必要です。
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静電気体質の人は、不眠、ストレス、偏食などが原因で血液がドロドロになっていると起こしやすいといわれています。また、応急処置でもできる方法があるのでご紹介したいと思います。
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電気を帯びた状態で金属に触れることで放電し、パチンとなるので、その前に他のものに触れて放電してしまえばいいのです。木や石、コンクリート、レンガなどに事前に触るようにして、放電しておきましょう。
お鍋が沸騰すると、そこから湯気や蒸気が出ます。そこにもマイナスイオンが含まれていて、冬にお鍋を食べることは、体を温めるだけでなく、静電気を防止する効果もあります。また、体内をアルカリ性に保つためにゴマ、豆腐、大根、マグロ、イワシ、アジ、昆布、ひじきなども合わせてお鍋の具材に使うといいでしょう。
自然素材の衣類を着るのがおすすめです!アクリル、ウール、ポリエステルなどは避け、絹、綿、革、麻などをメインに重ね着も近いものに合わせるようにコーデを考えてみましょう。
いやぁ…私も本当に怖いのですが、最近では静電気除去グッズなども結構出ていて、キーホルダーからスプレーまで販売されているみたいですね。ちょっと気になる今日この頃。皆さんも静電気にはお気をつけください!