昔は手紙や直接会って気持ちを伝えるのが一般的で、メールで告白するのはダメという風潮がありましたが、今は気軽にLINEで告白や別れ話をすませてしまうそうです。恋が生まれやすくもあり、別れも多いかもしれません。あなたはLINEで大事なことをすませることをどう思いますか?
目次
- 男女で違う「LINE」での告白への意識
- LINEでの別れ話も同様の結果に
- でも、若者の8割はLINEでの告白経験がある!?
- LINEで告白することのメリット
- 成功率は電話>対面>手紙・メールが逆になる日がくるかも?
女性は、LINEでは気持ちが伝わらないと、直接告白を支持する傾向で、男性はフラれた時や、勇気のなさを隠す、告白する側の意見が目立ちました。
告白は男性がするもの
この意識は昔から変わらないということが伺えますよね。
女性はLINEでの別れ対して誠意がないという気持ちを持つ傾向があり、男性は逆に半数の人が告白同様にLINEでの別れがアリだと回答しています。
女性にとっての恋愛はとても重要なもので、付き合う瞬間から、例え別れる瞬間であっても、誠実さや、しっかりとした態度を意識することに対し、男性は恋愛に対してそこまで誠実ではないのかもしれない、ということがわかる結果ですよね。
フリュー株式会社の調査では、「LINEで告白した、もしくは告白された経験のある女性」は78.7%。また、「告白手段として直接かLINEか」という質問では、LINEが34.5%を占める結果になりました。
実際には、LINEでの告白を受け入れていないにも関わらず、LINEでの告白の経験は非常に多いのが現状です。実際、理想と現実には差があるといえばそうかもしれませんが、それ以上にLINEでの告白にはメリットがあるからこその結果なんです。
では、実際にどのようなメリットがあるか、ご紹介したいと思います。
もうすぐ付き合うかも?というタイミングってありますよね。でも、独りよがりかもしれない・・・という時にLINEはとても有効で、自分のことが好きかどうか探って、あまり感触が良くなかった場合は、告白を先送りにすることができます。タイミングを見極めるにも重要なツールであるといえるでしょう。
実際に会って告白すると、その緊張からか、あまり自分の気持ちを強く前に出すことができない場合も多いです。そんな時、LINEであれば、しっかりと自分の気持ちを言葉にしながら事前に確認できるし、普段は言うことのできない本心を告げることも、直接言うよりも気軽にすることができます。
直接会って告白してフラれると、お互いに相手を訳もわからずに気遣い、気まずい雰囲気になってしまいますよね。また相手の告白を断る時も同様に、直接だと相手を傷つけないためにどうすればいいのかとパニックになってしまう場合があります。
そのため、LINEであればじっくりと考えることもできるし、軽率な判断をとりにくいというのは、かなりのメリットといえるのかもしれません。
広島大学が行った調査では、手紙やメールなど文字による告白の成功率は、56%、面と向かって想いを告げる方法が60.2%、電話。電話での告白成功率は、64.7%という結果になりました。
このように、顔も声も見えない告白の方法は、成功率もそこまで高くなかったのですが、スマートフォンの急速な普及により、この結果が反対になり、LINEなどでの告白がスタンダードになる日がくるのかもしれません。
特に男性はその傾向が強く、告白から別れまで、LINEを受け入れているので、奥手な女性も、告白しやすい風潮が作られてきているのかもしれません。
どうしても胸に秘めた思いを伝えたいのであれば、LINEで告白するのは誠実じゃないと考えるのではなく、しっかりと気持ちを伝えるためのツールとして考えることもいいかもしれませんよ。